ミッコロさんの本音劇場

私の人生で起きたこと、その時の私の気持ちを本音でぶつけていきます。

他人の批判ばかりする人について🙈

「〇〇さんって本当にセンスないよね 笑える」→自分はいいと思っている。

「〇〇さんは歳より10歳くらい老けて見えるよね 何もしてないのかな」→自分は若いと言いたい。

人は誰でも他人を批判している時には、まるで自分がその人よりえらくなったような錯覚におちいるものです。

他人と比較することでしか自分の幸せを確認できないタイプなんだと思います。

「口を開けば批判ばかり」という人、あなたの周囲にいませんか?

批判を聞いてうっとりしたり、心地よくなる人はまずいません。

 

①劣等感から批判が始まる

劣等感というのは「自分は他の人よりも劣っている」ということを感じていることをいいます。

この劣等感から、批判が始まるのです。なぜなら誰かを批判しなければ、自分が劣っていることに耐えられないからです。

やたらと上から目線の人や、会社とかでも部下に対して、怒鳴ったりするタイプと、ネチネチ嫌みを言うタイプの人がいますが、根底は劣等感なのです。

人の深層心理の中に劣等感があるのです。なので、無意識に批判をするのです。批判をすることでしか、自分の価値を高くできないのです。

そして、劣等感のさらに奥深くに「恐怖」もあるのです。この恐怖から逃れたいがゆえに、誰かを批判して、安心したいという心理の表れでもあるのです。

 

②自分の中の批判を見抜く

批判的な人がいると批判したくなります。ということは、あなたの中にも批判する心理があるということです。

ただこの批判する心理を認められる人は少ないのです。なぜなら、無意識に批判するようになっているからです。

自分の中の批判する心理を認めるのは、苦しいことなのですが、まずは認めなくてもいいので、気づいてください。その心理に対しての批判をする必要はありません。

自分の中の批判する心理を見抜くことができると、醜い自分が見えるようになるので、心理的な転換をしたくなります。そこから自然に転換ができるようになるのです。

他の人を批判しているときは、何か勝ち誇ったような気がするのですが、残るのは空しさだけなのです。

なので、理想は自分は他の人を批判しないということです。何も批判しない人に対してもそうですが、批判的な人に対しても、批判をしないように心理的な転換を目指してください。

 

「他人に言う悪口は実は、自分への悪口でもある」

みたいな言葉をどこかで聞いたことがありますが、まさにその通りで、人は自分の悪い面を認めたくないとき、他人にその悪い面を押し付けてしまうという心の働きがあります。

 

また、自分に強いコンプレックスを感じている人は、他人の短所にひどく反応してしまいます。

この辺りは無意識下なので、自分では理解していない場合が多いかもしれません。

自分を自分自身で認めている人は、他人の長所にも目がいきます。

批判ばかりしている人は、他人のいいところを見つける余裕がないのかもしれません。

 

人を批判しないなんてことは、生きている上で不可能かと思いますが、自分が他者を批判していると気付いたとき、その内容が「自分のコンプレックスを投影しているのではないか?」 と冷静に分析してみてもいいかもしれません。

 

他者の批判ばかりしている人は、必ず、自分自身に劣等感があり、認めようとしない心の弱さを持っているということを知っておいてください。

ちなみに、

自分に自信があり、全てがうまくいって満たされている人は、他者の批判など、ほとんど、おこないません。

 

これは、人生の成功者や優れた人格の持ち主を

よく観察していると分かることです。

 

人の悪い面にばかり着目している人は ”幸福” とは縁遠そうですね🥺