ミッコロさんの本音劇場

私の人生で起きたこと、その時の私の気持ちを本音でぶつけていきます。

しつけと虐待の違い🙄

「しつけ」は、保護者が感情にまかせて子どもをコントロールすることではなく、子どもが自分で自分の感情や行動をコントロールできるように落ち着いて教えることです。

子どもが自分で社会生活を送れるように導くことが「しつけ」です。

どんなに子どものことを思っていたとしても、子どもの心や体を傷つけるような教え方はしつけとはいえません。

 

「虐待」は大人が自分の感情にまかせて子どもを力でコントロールしようとすることです。

躾は「愛の鞭」といいますが…

愛の鞭とは、愛するが為に涙をしのんできびしい態度をとる事。
とありますが、子どもに当てはめて言えば、愛とは相手を尊重する事で、相手の立場に立って考える事が出来れば、どうしたら叱らず叩かず子どもに伝えられるかを考え続ける事が愛であると分かるはずです。愛するが為といって暴力を振るう人は自己中心的に子どもを支配しようとしている教育・保育不適任者と言えるでしょう。

 

躾と虐待の境界線

①自分の気分や思いつきによって叱られたり、昨日と今日の言っている事が違ったり、子ども自身が納得しない叱られ方は虐待と言えます。
②子どもの行った行為・失敗に対して、罰の程度が相応していない叱られ方は虐待と言えるでしょう。
③叱る際には感情的になり、子どもの姿や気持ちに気が行かなくなります。「子どもの為」と言って、自分の感情を子どもにぶつけている叱り方は虐待と言えます。

 

「しつけ」に名を借りた保護者の暴力が後を絶ちません。どんな理由があっても、子どもをたたいたり、怒鳴ったりしてはいけないと思います。虐待などの事件が起こるたびに「しつけのためにやった」という言葉を耳にします。

 

少子化のこの時代、子供は国の宝です。子供の命を奪うこと、子供の精神を殺すことはしないで欲しいと思います。子供は、親のモノではないということに気づくべきです。

 

年々、虐待は減るどころか増加傾向にあります。やはり、配偶者や身近な人たち の支えが1番大切だと思います。虐待をしてしまう親、虐待をされる子どもが1人で も多く救われるように願っています。