ドラッグについて🙄
最近俳優さんや女優さんがドラッグ所持で逮捕され話題になっていますが、いつもそういうニュースが流れると世間的には「あ〜もうあの人終わったね」とか「馬鹿だね」「最低」とか好き勝手言われてるなと思います。
普通はドラッグって聞くとイメージ的に、1回でも経験するとなかなかやめられない、常習性が高い、人格崩壊、家庭崩壊、体ボロボロ、自分がすごく強くなったような感じになる、何日も寝なくても大丈夫、ダメだと分かっていても快感が忘れられず手を出してしまう等のイメージがあります。
私は10代の頃から看護師になりたいと思っていたのと、とにかく薬が嫌いで、風邪をひいたりお腹が痛くなってもギリギリまで我慢して、最後の最後に嫌々薬を飲むような子だったので、全く薬に興味がありませんでした。でも、ギリギリで飲んだ薬が1発で効くので幼い頃から薬ってすごいなとか薬に勝るものはないと思ってきました。
看護学校で薬理学について勉強して、薬の怖さを知ると尚更薬に対して抵抗感を持つようになりました。初めて覚えた名前の薬は「ストレプトマイシン」という結核のお薬でした。
卒業後、オペ室勤務で、初めて覚えた薬が「プロポフォール」っていう名前の薬で先輩に「これはマイケル・ジャクソンがこの薬で亡くなったと」聞かされたのでとても印象深く頭に残りました。
末期の患者様によく使用するモルヒネ、麻薬鎮痛薬など、やはり薬は使い方を間違えると本当に怖いと思います。
ただ、今回のタイトルのドラッグについて何が言いたいのかと言うと、もちろんドラッグは法律でも禁止されているし、絶対手を出してはいけないものですが、それだけ常習性が高くてなかなかやめられないということは、もちろんみんな分かってると思うので、どうしたらそれをやめることができるのか、やめさせられるのかを考えて、逮捕されたから刑務所に入れるだけではなくやってしまったことは仕方ないので、いかに完全にドラッグから切り離す方法を考える方が大事じゃないのかなと思います。
きっと薬に手を出してしまう人はメンタル面で弱い人だと思いますが、周りはもちろん迷惑だけど、本人も分かっているのにやめられない苦しさはあるんだろうなと思います。
私はちょっと前まで喫煙していて禁煙したいという気持ちはずっとあったけど何十年も止められなかったのと、タバコも麻薬の1種と言えばそうだと思うので、麻薬がそれ以上だと思うと、きっと自分ももし手を出してしまったらやめられないんだろうなと思います。
身体はきっとボロボロになるんだろうけど、それでも自分がいいと思うなら自分の責任なんだから、それなら日本じゃなくて海外に住むのもありなのかなとふと思いました。