小学校受験か中学校受験か🙄
子供の受験について考えてみた!
今年も受験シーズンに突入しました。
受験生だけでなく、受験生を持つ親御さんにとっても大変な時期だと思います。
今は小学校受験をする子供も多くなり、小学校受験か中学校受験か悩んでいる子どもや親御さんも多いのではないでしょうか。
そこで、今回は、小学校受験、中学校受験について考えてみたいと思います。
小学校受験のメリット・デメリットとは?
「小学校受験(お受験)をすべきかどうか」という点ですが、それには、小学校受験をするメリットとデメリットをしっかりと把握する必要があります。
では、見ていきましょう。
小学校受験のメリット
① エスカレーター式に進学できる
まず1つめのメリットは、「エスカレーター式に進学できる」ということです。
エスカレーター式に進学できると言っても、どこにでも進学できるわけではないです。
しかし、小学校受験をし、エスカレーター式に進学できると言っても、医学部や東大、国立大学クラスにはそのまま進学することはできませんし、トップクラスの学歴も保証されません。
つまり、子供を医者にしたい場合は「医学部を受験して合格する」という別のハードルが存在していることを忘れないようにしておいてください。
② 良い家庭のお子さんと一緒に学べる
「良い家庭のお子さんと一緒に学べる」ということです。
この良い家庭というのは、「教育熱心で家庭環境が良い家」ということを意味です。
小学校受験は親の面談もあり、親御さん自身の知性やマナーについてもある程度のレベルが必要になります。
ですから、小学校受験は家庭環境の良い家のお子さんが集まってくることです。
これは、子どもの学力や心の発達などにも良い方向に働くことが期待できます。
しかし、「教育熱心な地域であれば、公立の小学校でも十分に環境が良い」ということです。
「教育環境の優れた校区なら、遠い私立小学校に通わなくても近くの公立に通うのも良い選択である。」ということが言えます。
小学校受験のデメリット
小学校受験のデメリットは、以下のとおりです。
① お金
1つめは何といっても、「お金の問題」です。
私立の小学校に通わせると年間で60~100万円必要です。
この金額に交通費が上乗せされるので、かなりの負担になります。
② 通学時間
2つめは、「通学時間の問題」です。
私立小学校に通う場合は電車で通学するケースが多いです。
仮に通学時間が30分くらいだとすると、往復で1時間になります。
これに対して、地元の公立小学校に通う場合であれば通学時間は10分くらいが平均的で、往復でも20分くらいです。
つまり、毎日40分の通学時間が余分に必要になります。
これは、小学校6年生には結構なハンデになり、毎日の勉強時間が減ってしまうので、どうしても不利になるのです。
この通学時間という点に関しては、見落としている方も多いですから、ぜひ頭に入れておいてください。
では、次に小学校受験か中学受験かという点です。
小学校受験か中学受験か?
小学校受験か、それとも中学受験か。
どちらか悩んでいる方は多いですが、答えはとてもシンプルです。
お子さんを医者にしたり、東大、京大レベルを目指すのであれば、「小学校受験をしなくても、中学受験は必須である」と言えます。
子どもを医者にするためには、東大に合格するのと同レベルか、それ以上の学力が必要になってきます。
それを実現するためには、「難関中学校に合格する」というゴールを経験しておくことがとても重要です。
中学受験は、学力だけで決まる熾烈な戦いが存在しています。
この厳しい戦いを経験することで、
・圧倒的な学力と思考力
・やればできるという自信
が培われます。
中学受験に本気で向き合ってきた子どもは、生涯の学力となって生きてきます。
また、私立小学校の授業だけでは中学受験に勝つのは難しいです。
小学校の授業の内容と、中学入試の内容はレベルが違います。
ですから、中学受験に必要なスキルを進学塾に通って身につける必要があるというわけです。
つまり、
・小学校受験をする、しないに関わらず中学受験は必須である
・私立小学校に通っていたとしても進学塾で学ぶことが必要になる
ということです。
今回の記事では、小学校受験について考えてみました。
参考にしてください。