ミッコロさんの本音劇場

私の人生で起きたこと、その時の私の気持ちを本音でぶつけていきます。

お墓について😌

この間通販ページを見ていたら普通にお墓が売っていてびっくりしました😗 お墓って通販で買えるんですね〜🤣 

 

私は幼い頃に祖母のお墓参りに行ったことがありますが、ある時洪水で流されてお墓がなくなってしまいそれ以降お墓参りに行っていません。なので、毎年お盆休みは特に何もすることなく時間が経過します😄  

 

一般の人と比べるとお墓に行く機会がないので、逆に興味があり調べて見ました。昨日たまたま見たテレビでお墓のプロが色々話していたのでそれも交えてお話をしたいと思います。

 

お墓はなぜ必要か?

昔より、人が亡くなると、生命の誕生とされる大地へ還す(土へ還す)として埋葬されてきました。
そもそもお墓はなぜ必要なのでしょうか?

突然ですが皆さん、亡くなられた仏様の魂はお位牌(いはい)とお墓のどちらに宿っていると思いますか?
日本にも飛鳥時代に伝わったとされる、中国社会の礼に関する諸説を集めた『礼記(らいき)』という本の中に書かれている内容ですが、『人は亡くなると、魂気(こんき)は天に還り、形魄(けいはく)は地に還る』とあります。
これは、人が亡くなると目に見えない精神の魂は天に還り、形(肉体)ある魂(白骨)は大地に還る。だから二つの魂が宿るということです。

つまりお仏壇にご安置したお位牌には精神の魂が宿り、お墓には肉体の魂が宿るということなのです。
このようにお墓にも大切な意味があるのです。
そして、お盆にはご先祖様が家に帰ってくるといいます。
お墓に行き灯明を家に持ち帰り、精霊棚(しょうりょうだな)のお位牌前の灯明と一つにすることで、無事ご先祖様がわが家へ帰ってくることができるのです。

私たちが今、豊かな明るい家庭を営んでいられるということも、ご先祖様がいて、そのおかげで自分が存在しているからなのです。
だからこそ、ご先祖様に感謝するという気持ちを持ち続けなければいけないのです。
お墓とは、ご先祖様に感謝の気持ちを伝え、また自分の近況を報告するなど、ご先祖様と語り合う場所なのです。
また、ご供養することの大切さを子孫代々伝えていく場所でもあります。

現在では、新しい風習として『散骨(さんこつ)』という言葉を聞いたことがあると思います。これは亡き人の遺言などでお骨を海や川、山などに撒く葬送のことです。
墓地や埋葬に関しては『墓地、埋葬等に関する法律』というものがあり、その中では、「埋葬または焼骨の埋蔵は、墓地以外の区域で行ってはならない。」という規定があります。
しかし、節度を持って行う限りは問題ないということで、所轄省庁でも一部を認めています。
散骨は故人の遺言であれば、その願いを叶えてあげることも大切ですが、お骨には魂が宿っているわけですから、お墓に埋葬し大地へ還してご供養し、一部を散骨してあげることが望ましいと思います。

 

少子高齢化や生涯未婚率の上昇にあわせて、お墓を見る継承者がいないという家族が増えています。また、転勤などによって実家から遠方に住んでいる家族しかいないなどの理由もあります。

そして、お墓の面倒を見る人がいなくなり、放置されたお墓が無縁仏となります。 管理費が滞納されてしまう、草が生え続けて景観を損なうといった問題にもつながります。

 

お墓は亡くなった人を埋葬する場であり、祈りの場でもあります。

最近では、「お金がかかる」「お墓の面倒を見る人がいない」という理由で、墓じまいやお墓をそもそも建てないと選択する人が増えています。

 

お墓参りが身近なものに思えてくると、生活にぐっと深みが増すものです。それは、気付かないところで先祖の方々からパワーをもらっているかもしれないですね。

忙しい毎日かもしれませんが、少しだけ時間を作って、自分たちのルールであるご先祖様のお墓参りをしてみませんか?